すずこうだより2023 12月号 酒・米NO・264 令和5年

すずこうだより2023

12月号 酒・米NO・264 令和5年

2023年も今月で終わり来年はうるう年ですので、4年に

一度のオリンピックが開催されます。東京オリンピックが1

年遅れた開催でしたので、3年で余りでの開催となります。

今年は夏が長くて、夏日の記録的な更新をしてしまいました。

秋が短く直ぐに冬になってしまったようで、各地の紅葉にも

影響してしまったようです。雪に慣れている地域でもいきな

りのドカ雪で準備をしておらず、混乱をしている所もありま

した。そして今年は各地でクマの被害が多く、毎日のように

テレビで報道されているのが目立ちました。山に食べ物が無

く人郷に降りてきて作物を食い荒らしたり動物を襲ったり、

人にも被害が多発しました。中には冬眠をしないクマもたま

に存在するようで雪の中で発見される個体もいるようです。

原因は色々とあるようですが、野生動物が増えすぎて食べ物

を奪い合っているのと、メガソーラーパネルの設置も自然の

生態に影響を与えているようです。電気代も下がってしまっ

て採算が取れるか分からなくなっているのが現状のようです。

エンジェルスの大谷選手も全チームから注目を浴びていてど

このチームに移籍するかで沸いていますが、チームも獲得を

すればチームにもたらす経済効果は計り知れないと思います。

日本も2024年からは劇的に変化をしていく年と思われま

す。特にトヨタ自動車が宣言をした電気自動車ではなく水素

エンジンの自動車を発売の強化をしていくと発表があり世間

がどよめきました。あれだけ2050年までに電気自動車と

騒いでいたのに、水素エンジンになった訳ですから当然だと

思います。電気自動車は電磁波の影響がすごくて車内にいる

方は、電子レンジの中にいるのと同じ状態になっているのと

ほぼ同じ状態のようです。水素は環境に良いので当然です。

 

酒屋の雑学118

    お風呂に1合の日本酒を入れる

寒い時期がやってきました。お風呂で温まるのが何より

気持ちの良い季節になってきました。入浴剤や薬草など

を入れるとより一層温まるのと疲れを取ってくれます。

最近では何々の湯など温泉名が入った入浴剤も多く販売

されています。ご家庭でちょっとした温泉気分を味わう

こともできます。そこでおすすめなのが、お風呂に1合

(180ml)を入れると毛穴が広がり、そこから汚れ

が出てきます。翌日、浴槽の湯が冷えて水になると、上

にアカが浮き出てきます。純米酒とは限らず、本醸造酒、

普通酒で大丈夫です。日本酒調味料は日本酒ではありま

せんので効果が薄いようです。中身の成分が違いますので!

是非、一度お試しください。週に一度がおすすめです。

 

       玉ねぎ

玉ねぎは身近な野菜の一つですが、最も栄養豊富な野菜の一

つでもあります。煮るのもよし、炒めるもよし、天ぷらもよ

し、サラダにもよし、で万能の野菜です。スープのダシや、

ソースの元にも多く使われています。そしてハンバーグやメ

ンチカツにも欠かすことのできないものです。いわゆる花型

から裏方までこなす万能型です。十数年前に玉ねぎワインが

ブームになり赤ワインのポリフェノールのダブル効果で血液

がサラサラになると凄いブームがありました。お隣の千葉県

の白子町では玉ねぎの産地として有名ですが、その知名度を

活かして町おこしで玉ねぎワインを製造して販売をしていま

す。玉ねぎの起源は、古くて、イランを中心とした西アジア

が発祥の地と言われていますが、インド、トルコ、エジプト

等で、野生種に近い品種が古くから栽培されていましたが、

玉ねぎの野生種については未だ発見されていまいようです。

日本へは江戸時代に南蛮船によって長崎に伝えられています

が、最初は、観賞用にとどまり、実際に食用として栽培が始

まるのは明治以降となります。北海道開拓使が明治4年にア

メリカから導入した名作物と一緒に玉ねぎ(イエロー・グロ

ーブ・ダンバース)を導入したのがはじまりのようです。な

ので北海道は日本でも屈指の玉ねぎの一大生産地になる訳で

す。そこから全国へと栽培の拠点が広がっていったようです。

兵庫県の淡路島や佐賀県が有名で北海道と合わせて3県で日

本の約80%の玉ねぎが占めています。残りの20%が他の

産地のものになります。20%ほどしか他の地域の玉ねぎは

出回っていないので逆に貴重なのかも知れません。一般的に

売られている多くの玉ねぎは、黄玉ねぎという種類のもので

辛みがあり貯蔵性に優れているという特徴があります。玉ね

ぎの収穫量が最も多い北海道産のものは、水分が少なくやや

辛めで貯蔵性があるのに対し、本州産のものは比較的水分量

が多く甘みがあり貯蔵性はありません。新玉ねぎと呼ばれる

のは、暖かい地域で早取りで収穫された、3月から4月ごろ

に出荷される黄玉ねぎや白玉ねぎのことを指します。通常、

玉ねぎは乾燥をさせて出荷しますが、新玉ねぎは乾燥せずに

出荷されます。そのため水分が多くて柔らかく辛みが少ない

のが特徴です。両方とも栄養の成分に違いはありません。野

菜の中でも栄養もずば抜けているのも玉ねぎの特徴です。特

にケルセチンが植物に存在する色素や苦みの成分であるポリ

フェノールが豊富で、ケルセチンには血栓をしなやかに保つ

働きがあると言われていて、動脈硬化の予防やコレステロー

ル、血圧の上昇制御に効果的であると報告されています。こ

のことから赤ワインとのタッグを組むと、ポリフェノールも

多くなり、血液がサラサラになるとブームが起こった訳です。

手ごろで栄養価が満点の玉ねぎは日本人にとって大切な野菜

の一つです。天候の影響で高騰してしまうときもありますが!

 

 

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