すずこうだより2024 4月号 酒・米NO・268 令和6年

すずこうだより2024

4月号 酒・米NO・268 令和6年

さくらの訪れとともに入学、就職のシーズンがやってきまし

た。コロナ禍で新卒の採用を控えていた企業も、今年は採用

する企業が増えています。早期退職を促す会社もありますの

で、人材を確保しておく必要も出てきています。日銀が17

年ぶりに利上げを発表しました。マイナス金利時代が終わり、

住宅ローンなどの金利も徐々に上昇をしていきます。バブル

経済の頃は自動車のローン金利は13%とか現在では考えら

れないほどの高い金利の時代でした。預金の金利も良かった

のは確かです。お隣の韓国ではドジャースとパドレスの開幕

戦が行われて、ダルビッシュ選手と大谷選手の世紀の対決が

見られました。長年、対戦を楽しみにしていたファンの方に

は見ごたえのある対決だったと思います。日本人の対決が、

今年は多く見られると思います。今月から始まる働き方改革

で運送・物流業・建築業・医師などが長時間労働になりやす

く、時間外労働の上限が規制されるようになり支障をきたす

ことが出てきます。収入が減り家庭にも影響が出て副業など

をしなければいけない方も出てくると思います。病院も夜間

の救急外来で断られるケースも今よりも増えることが多くな

ると予想されます。建築でも時間がよりかかるので何割かは

価格が跳ね上がってきます。守らないと罰則や罰金も発生し

ますので、従うしかないように思います。日本人は海外の人

からすると働き過ぎだと言われていますが、その通りだとは

思いますが、動いていないとダメなDNAが日本人にはあるよ

うで、じっとしていられない方が多いようです。仕事一筋で

きた方が、定年で仕事を止めてしまうと行き場を失いボケて

しまう方が多いです。多趣味の方は自分の趣味に没頭したり

ボランティア活動などに参加をして積極的に動いています。

 

酒屋の雑学122

 ドジョウの鍋をなぜ「柳川鍋」というのか?

浅草の近辺には昔からドジョウの鍋料理店が多く

存在しています。台東区、墨田区、荒川区に集中

しています。中でも、ドジョウをささがきゴボウ

と卵でとじた鍋は「柳川鍋」といいますが、そもそも

なぜドジョウの鍋料理を「柳川鍋」というようになっ

たのでしょうか?江戸時代の天保年間のころに、江戸

の横山同朋町にあった「川柳」というお店がドジョウ

の鍋料理で人気を集めてたからだそうです。単純です。

ちなみに、福岡県にも柳川という場所が存在しますが、

こちらとは関係がないそうです。福岡の柳川は関東と

違い「鰻のセイロ蒸し」が有名ですね!!

 

EV自動車の今後

世界中でEV自動車の開発が相次いで中止になってきていま

す。アメリカのアップルが10年間にわたって開発に取り組

んできた電気自動車のプロジェクトを断念しました。日本も

2035年までに新車販売で電動車100%実現すると目標

に上げていましたが、無理が見えてきました。東京都は補助

金などで購入意欲の後押しをしていましたが、購入して分か

る航続距離とバッテリー寿命の2つがネックとなっています。

加えて充電できる場所が少ないのも増えない理由の一つです。

それと急速充電でも充電に時間が掛かるのも増えない理由の

一つです。はやくても30分ぐらいかかり急いでいるような

ときはどうにもなりません。そして最大のネックは寒さです。

大寒波などで積雪がひどくて通行が出来なくて車内に閉じ込

められたときには、ガソリン車などに比べて直ぐにバッテリ

ーの残量が減り、生命の危機にも直面します。日本でも積雪

が多い地域では購入されていないのが良く分かります。北海

道などでは少しでも燃料が減ったら満タンにしておくのが当

たり前で、相当な距離を走らないとガソリンスタンドが無い

場合が多々ありますので、直ぐに満タンにする癖が付いてい

るようです。23区内でしたら走れば直ぐにガソリンスタン

ドは見つかりますが、地方の山間部などに行った場合は冷や

冷やすることもあります。現時点の普及率は1%しかないよう

で今後もそれほど増える見込みはないと思います。一番問題

にされているのがバッテリーの生産と廃棄の問題です。世界

中で騒いでいるのがCO2の削減です。ですがEVに搭載され

ている62kWhのバッテリーを1個製造するとCO2の発生

量は6.2tに上がると言われています。これは、およそや約

3人が年間に排出するCO2に相当します。新品バッテリー

の製造にはこれだけ多くのCO2が発生しているようです。

そして問題とされているのが、使用済みのバッテリーにな

ります。リサイクルは世界の中では日本が一歩、進んでい

るようですがまだ課題も多く残っているようです。中に幾

つものバッテリーがありますので使えるのと使えないもの

が存在して、使えるのは再利用が出来ますが使えないもの

は、違う形での利用になっています。日産リーフが発売さ

れて10年ちょっと経ちましたが、廃車になる車がまだそ

れほどないようですので、リサイクルもこれからが本番を

迎えていくようです。一方でトヨタ自動車は水素エンジン

の車の量産に走り出しました。電気より理にかなっている

と思います。環境には電気よりも良いですし、寒さ暑さに

もガソリンエンジンと同等のポテンシャルです。現段階で

は水素ステーションの少なさと価格がガソリンと変わらな

いので普及していませんが、これから増えて行くと基準が

違いますが1リッター当たり20円ぐらいのコストまで下

がっていくと言われています。50L入れておよそ千円ぐ

らいになります。どちらが将来的に普及するかは分かりま

せんが、面倒でないのは水素エンジンほうだと思います。

 

 

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