すずこうだより2025 9月号 酒・米NO・285 令和7年

すずこうだより2025

月号 酒・米NO・285 令和7年

残暑は厳しく長くなり、最近は秋の季節がほとんど無くなり

つつあります。いきなり冬になってしまいうパターンが増え

日本の四季が失われています。それにより紅葉も色の鮮やか

さがおちています。今回の高校野球で広陵高校の部内暴力事

件で大会中に2回戦を出場を辞退することに追い込まれまし

た。昭和の時代であれば、当たりまえの様に行われていまし

た。許される事ではありませんが、現在では傷害事件などで

訴えられれば刑事裁判に発展してしまいます。だれもが夢を

持って進学をしてきます。良い指導者に巡り合えるかでその

子の将来が決まります。元巨人の桑田投手はPL学園の3年間

が最高だと書かれています。高野連も役員の再編成をした方

がこれから先、良いように思います。戦後80年を迎えまし

た。戦争を体験した方が少なくなってきています。隠されて

きた真実を少しずつ解き明かしていってもらいたいものです。

マクドナルドでハッピーセットの景品目的で転売ヤーが買い

だめをして、ハンバーガーなどが食べずにそこら辺に放置さ

れて問題になっています。昭和の昔の時代にもありました。

仮面ライダースナックに当時、仮面ライダーのカードが付い

ていました。当時の価格で20円か30円ぐらいでした。そ

のカードが目的で爆買いをしてスナック菓子は置いて行った

りどぶなどに捨てられていて社会現象になりました。歴史は

繰り返すではないですが、ふと子供のころを思い出しました。

いつの世でも食べ物を無駄にするのは良くないことですので

いい大人がやっているのは恥ずかしい限りです。そろそろ転

売目的には規制をかける処置をしていった方が良さそうですが。

イタチごっこだったりします。欲しい人はどんなことをしてで

も欲しいので高くても購入をしてしまいますので・・・

 

酒屋の雑学139

日本の歴代総理の中で、「悪」がつくほどの大酒乱

だった人物は?

 

二代目総理大臣、黒田清隆

彼の伝説は色々あったようで、初代総理大臣の伊藤博文

とはよく飲んでいたそうですが、酔うと相手かまわず

暴力をふるい、自分の奥さんまでも切り殺してしまった

そうです。現代なら大スキャンダルですが、同郷のよし

みで同じ薩摩の大久保利通にもみ消されてそうです。

酒席で暴れた時は、柔術家と知られていた木戸孝允に

取り押さえられ、毛布でくるまれたうえ、紐で縛られて、

簀巻きのまま自宅へと送り返されたとか!以来、

木戸孝允には頭があがらなかったらしく、酒乱の時は

「木戸が来た!」というとおとなしくなったそうです。

酒は楽しく飲むものですね。

 

   若者の車離れ

昭和の時代は若者が車を持つのがステータスであり、それで

海やスキーなどに出かけているのが当たりまえの時代でした。

現在では考えられませんが、道は大渋滞、現地に付けばひと、

ひと、ひとで大混雑でした。特に関越道の土曜日の冬の混雑

は練馬インターから渋滞が始まり越後湯沢あたりまで渋滞し

ていたのが良くありました。当時の若者はナンパ目的で人が

多く集まるところに出向き男女の出会いを楽しんでいました。

車離れが進んでいるのは、諸事情はだいぶ変わってきていま

す。自動車事態が価格が高騰しているのと物価が高騰してい

のに中小企業の給料が物価の高騰に付いて行っていないのが

現状です。それと価値観が変わってきています。スマホの出

現で世の中の流れも大きく変わりました。中年から年配世代

はそこまでの機能を求めませんが、若者は動画やゲームなど

が写真の加工するアプリなどがメインですので、最新の機種

が出れば変更していきます。まだローンが残っているにも関

わらず新機種に乗り換える方も多くいます。それを繰り返し

てローンが払えなくなり、ブラックリストに乗ってしまう方

も後を絶ちません。車にお金を掛けるよりもそちらが優先の

方が増えている現状です。そして都内で車を維持すると駐車

場を借りる場合は年間で相当な金額が掛かります。それに保

険代や税金、燃料代、車検などがのしかかります。買うより

レンタカーを借りるかシェアする時代になっています。これ

が地方に行くと若者の車の所有率は上がります。交通の便で

仕事に行くにも車が必要になりますし、駐車場が自分の家や

借りても東京のコインパーキングの1日の価格以下で借りら

れるために一人一台が当たりまえの県もあります。無いと生

活に影響をきたします。Z世代にアンケートをした結果都内

在住ですと公共交通機関で十分だからが最も多く51.8%次いで

自動やの価格が高いからが35.5%、地方在住のZ世代は家族の

車で間に合うからが40.7%、自動車の維持費がたかいからが

27.8%という結果が出ています。国内における車の販売台数も

1990年代がピークで778万台の販売台数がありました。

2000年以降は550万台前後で推移していましたが、

2020年以降は500万台を下回り昨年は442万台まで

落ち込んでいます。一方で海外の輸出は新車、中古ともに伸び

ていますが中国がバブル崩壊で2024年度は減っています。

日産も工場を次々と閉鎖をしています。マツダも来年3月の末

に純利益が前年比8割減の見込みと地元の新聞が発表しており

ます。かつての車は工業製品でした。ところが現在の車は走る

家電製品、精密機器になりました。車は様々に進化をしていま

すが、今の日本人の生活事情が車の進化に伴っていない、むし

ろ以前より劣化しているように思えます。自動車業界の方々も

自分さえ良ければよいという視野から消費税増税を求めてきた

姿を反省して、真に日本人や日本社会が豊かになるためには何

が必要かを判断する体質に変わらないと、やがて自分の首を絞

ることになります。日本人の可処分所得を増やすこと。ここか

からすべてが始まります。消費税は廃止することが一番です。

 

すずこう酒店

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